【父YUTOKUの死】

東京/TOKYO

 

「父YUTOKUの死」

不謹慎極まりないのですが、父の死に対して悲しみはほとんど感じていません。
それよりもいつもと何も変わらず過ごしていたのに自宅で突然亡くなってしまったため、

救急隊員の方が10人ぐらい自宅にやって来たことや警察の聞き取りや現場検証的なことや
これから汀羅とママふたりだけで暮らす生活のことや

身近な人が亡くなるということが初めてで、驚きと戸惑いの方が悲しさより勝っており
汀羅がずっと号泣していたのはそんな気持ちからでした。

 

 

ほかにも悲しみを感じない理由として、父は苦しいことすべてから開放されて自由になったと思っているからです。

死ぬまで父を苦しめた子供時代の辛い思い出やスポーツ好きな人だったのに完全に衰えてしまった自分の体、
精神的にも肉体的にもいつも不安で不調な時期がここ数年続いていたこの状態から
やっと開放されようやく自由になれたのだと考えています。

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父がぐちゃぐちゃに塗りつぶした自分以外の家族が写っている写真からわかる悲しみも
もうすべては終わったのです。

父の母(汀羅の祖母)は父が2歳の時に病死したそうで、
その後父の父(汀羅の祖父)も亡くなってしまい兄弟はたくさんいたのに父はひとりでした。

天国で父は子供に戻って両親と一緒に過ごしていると信じています。

父は自分の母親の記憶が全くないので天国で最初からやり直して欲しい、
どうかこれからずっと家族一緒に仲良く幸せな時間を過ごして下さい。

 

 

ちっとも嬉しくないですが、私はお父さん似だと子供の頃よく言われていました。
見た目だけでなく親子とはここまでかと思うほど汀羅と父は似ています。

異常なほどの麺好きも
ネコ好きも
度々海外へ行く生活も
みんなといると楽しいけれど基本ひとり自分の世界で
一箇所に留まることはまずなく
事あるごとにいろんな場所に行ってみる
癇癪持ちであり喧嘩腰
外国語の勉強をずっとしていて
海外と関わる仕事をして
写真を撮ることが大好きで
ファションも大好き

 

父が亡くなってから発見した父の若い頃のアルバムを見て
ますます似ているなと確信し、ここまで似ているのかと絶句したほどでした。

もし汀羅が男だったらもっとマシだったような気がするのですが
女だったのでさらにいろいろなことが複雑になってしまった気がします。

私は自分のルーツがすべてここにあるような気がしました。
自分が今までやってきたこともこれからやることも

全部この父のように父が歩んできた道をなぞっているのです。
自分では全く意識せず意図的でないのにすべては自然に流れているのに、いつの間にかそうなっていたのです。

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私は父が亡くなった翌日から父のアルバムの写真をデータ化する作業を始め、
その数日後からTaylor♥Bloggをいつもと同じように書き始めました。

もともと海外での生活を日本の友人に日々知らせるために書き始めたアメブロが最初なのですが
もしかするとこの父のアルバムをサイトに公開するためにblogを書き始めたのかもしれないと思うほど、
blogや自分のwebsiteが今あって良かったと思いました。

父は子供時代の写真は1枚も持っていないのに20代の数年間を自分の写真でアルバムにまとめていました。
その時代が素晴らしかったということは写真を見てすぐにわかりました。

それは私が台北での素晴らしい日々をblogに記録しているのと本当に似ていると思ったのです。

父の死について書くのは今日が最初で最後ですが、
今自分が何を考えているのかをやはりTaylor♥Bloggにいつもと同じように記録します。

 

 

”YUTOKU”は父の戒名の一部です。

父の本名ではなく「YUTOKU」というタイトルにしたのは私の知っている父と、
アルバムの中のまだ結婚もしていなかった若い頃の父が、同一人物だとは思えないし思いたくないからです。

某有名大学中退(酒を飲んで麻雀ばかりしていたから)
英語が堪能で防衛庁で外国人と一緒に航空関係の仕事をして
日本全国あちこち転属になり豪快に酒を飲んで金使いまくってスポーツ大好き、音楽や映画が好きだった人。

複雑な気持をもって今も”YUTOKU”PORTRAITの写真を見ています。
私はこの写真が本当に大好きでずっとずっと眺めています。

防衛庁で父若い頃に三脚を使って自撮りしたこの写真。

 

 

汀羅が最後にお伝えしたいと思うのは、

それが犯罪や人の道に外れたことでない限り自分の思うことはやるべきです。
行きたいところには行くべきだし、すぐにでも飛行機に乗るべきです。

Taylor♥Bloggはとてもパーソナルなwebsaiteなのですがお読みいただきましたみなさまの
新しい道を踏み出すきっかけになったら良いなという気持ちをもっています。

どうぞご自分の力を信じて勇気を出して下さい。

 

 

NO MORE PAIN, NO MORE LOSS
NO MORE ANYTHING THAT COULD REMOTELY BRING A WOE.
YOU WILL BE FREE.

 

2018,May TAYLOR

 

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汀羅♥

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東京都出身。商社にて海外アパレル商品輸入業務を担当し、女子であるにもかかわらず中国・香港・韓国出張へ死ぬほど飛ばされる激務を経験。 アメリカ人との英語学習に...

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