みなさま こんばんは。
本日はここ最近見た中国ドラマの中で汀羅イチオシの「女医明妃伝~雪の日の誓い~」をご紹介したいと思います。最近とにかくいろいろなコンセプトの斬新な中国ドラマが多いのですがやっぱりしっくりくるのは宮廷モノだなと実感した汀羅です。
「女医明妃伝(原題:女医明妃传)」は壮大なストーリーです。女子が医者になっていく物語と単純に思ってたら全然違います!モンゴルまで行っちゃうし皇后になる?!毎回見逃せない展開でテンポ良く話が進んでいきます。
女医明妃伝は2016年に中国で公開され全50話となかなかの長丁場なドラマです。本日はどんな物語なのか汀羅がこのドラマの全体像を語っていきたいと思います。それでは一緒に見ていきましょう~♥
♥「女医明妃伝」あらすじ・ネタバレ
〈参照〉祁鎮を演じた霍建華Wallace Huoです!なんとセクシーな!
■時代は明国中期。譚家は代々宮中の医者として働く一族であったが不祥事により名前を「杭」に変え軍事の仕事をして生き延びていた。医術をしてはいけない家訓であったが允賢は聡明で祖母より医術を教わっていた。偶然明国の皇帝の弟である「祁鈺(チィユゥ)」と出会う。その兄の皇帝である「祁鎮(チィジェン)」とも出会うが最初は2人の身分はわからない。
■允賢と祁鈺は結婚の約束をし允賢は宮中に入って医女の修行を始める。陰謀により祁鈺は允賢を助けるために貴族の娘「美麟(メイリン)」と結婚する。命を狙われた允賢は死んだふりをして軍医としてモンゴルへ逃げる。祁鎮もモンゴルへ向かう。モンゴルの太子も允賢を好きになるが允賢と祁鎮は宮中へ帰る。祁鎮は敗戦のため廃位され弟の祁鈺が皇帝となる。
■宮中へ戻った允賢は祁鈺の側室となり祁鈺の子を妊娠する。美麟の嫉妬により手違いで祁鈺が毒を飲み死亡。美麟は廃位され允賢は皇后となる。祁鈺の死後祁鎮は再び皇帝となる。允賢はショックで流産しひとり宮中を出る。一般人となり評判の町医者となって祁鎮と再会する。
THE END
♥4名の複雑な恋愛関係
韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」みたいなの?と思いきや全然違ってましたね!汀羅の感想として医術の修行よりも複雑な恋愛や人間関係の方が多く描かれていると思います。允賢は医女の道を切り開いたことは間違いないのですがそれよりもやっぱり恋愛関係の方が多いね。
允賢、美麟、祁鈺、祁鎮とこの4人の複雑な恋愛関係が描かれます。允賢は最初に祁鈺と婚約していましたが結婚できず、その後モンゴルの太子也先と結婚の約束をしますが逃げます。そして最終的には祁鎮と出会った場面で終了て一体允賢は誰を愛していたのか?という謎もあります。
♥祁鈺と祁鎮の兄弟の反目
〈参照〉允賢を演じた刘诗诗です!大好き💕最近は若干松嶋菜々子似?
祁鈺と祁鎮は異母兄弟です。ふたりは予想外に仲良しの兄弟でふたりで助け合って政務をこなしていたのですが祁鎮が敗戦したくさんの兵を亡くしたことがきっかけで祁鈺が皇帝になります。が、その後また祁鎮が皇帝になります。
仲良しだった兄弟の関係はこじれてしまいさらにそこに允賢に対する愛情がからむのでまた複雑になりますが、アンタ達ふたりとも妻がいるじゃないですか!って感じです。(笑)兄弟は祁鈺が死の間際に謝罪し最後に和解します。
♥ふたりの母とふたりの嫁
祁鈺と祁鎮は異母兄弟ですがふたりとも母親との関係がうまくいっておらず特に祁鎮は養母である皇太后と憎み合います。また祁鈺と祁鎮はそれぞれ妃がいますが気持ちはバックリと允賢に持っていかれているので嫉妬して当然です。
允賢は宮中のほとんどの人から嫌われていて命を狙われます。それをいつも助けるのは祁鈺と祁鎮です。ふたりは皇帝という立場を利用して允賢を守りますがふたりの母もふたりの嫁も允賢を陥れようとします。
♥まとめ
允賢は実在した中国の4大医女の中のひとり「譚允賢」がモデルとされています。女性の地位が低かった時代に医女の道を切り開き民間に医術を広めたという人物です。允賢は父からどんなに叱られても医術を学ぶことを諦めませんでした。
タイトルの「雪の日の誓い」ですが主要な名シーンではよく雪が降っていました。特に允賢と祁鎮の場面で最終回のふたりの最後の会話でも雪が美しく降っていたんですよね。