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中国ドラマ【ミーユエ】最終回はどうなる?歴史はミーユエからコウラン伝へ

みなさま こんにちは。

2015年に中国で公開された「ミーユエ~王朝を照らす月~(原題:芈月传)」はもうご覧になりましたでしょうか。この作品は汀羅の中ではレジェンドで今まで何回も繰り返し見ている作品です。中国戦国時代のお話なのでロマンチックラブ史劇!♥的な要素は皆無、ミーユエから秦始皇帝へと繋がる歴史の流れを学べます。

ミーユエは中国ドラマファンの方にぜひご覧頂きたいと思う作品で、秦始皇帝の母を描いたドラマ「コウラン伝」へと話は繋がります。ドラマ「ミーユエ」は主人公のミーユエが生まれる前からミーユエ亡き後の秦始皇帝が誕生するまでを描いた全81話の超壮大な物語です。本日はたくさんの想いが交錯するミーユエ最終回を語っていきたいと思います!

♥中国ドラマ「ミーユエ」最終回あらすじ

■80話で義渠王が殺害されミーユエはショックで倒れる。それ以降体が弱くなり老女のようになる。新国王となった赢稷は趙国が所有している和氏璧(※翡翠でできた宝玉)と秦の土地を交換しようとするがミーユエが反対する。趙国の使者ともめ煮えたぎった湯に入れて処刑しようとするがミーユエが助け使者を趙国へ返す。

■ミーユエは黄歇に瓜二つの青年「魏丑夫」と出会い自室で勉強をさせ側近とする。老女となったミーユエは黄歇と魏丑夫を混同する。夢に先王の「赢駟」が出てきてミーユエを待っていると言う。義渠王の命日に墓参りする。麗山を翟驪の名前の驪を取って「驪山」と改名し自分や赢一族の陵墓とする。

■ミーユエと魏丑夫は兵馬俑の製作現場を視察する。ミーユエは死後楚国に戻りたいと願ったためたくさんの兵馬俑と埋葬されることが必要だと考えていた。ミーユエの死後18年後、13歳であった「赢政」が即位しその26年後に秦が天下統一を果たした。赢政は「秦始皇帝」となる。※ミーユエの死の場面はなし。最後は字幕で終了。

THE END

♥ミーユエは最後にどうなったの?

〈参照〉ミーユエを演じた孙俪様です。美しすぎる!

80話で義渠王(翟驪)が殺害される場面が必見なのですがミーユエは気が狂ったように叫び卒倒します。その後ミーユエは髪の毛が白髪となり病気のような老女と変わり最終話でもどんどん年を取っていきます。ミーユエはかつて愛した人が夢に出てきたりして現実と妄想が交錯するようになります。ドラマではミーユエが亡くなる場面は描かれないのですが最後はどうなったのでしょうか。

ミーユエは歴史上の人物「秦宣太后」がモデルです。秦宣太后は政治や軍事の才能があり中国で初めて「太后」となった女性として有名です。秦宣太后の死因は病死とされています。ドラマの中でも終盤はベットで寝ていることが多く侍女や側近たちもみな白髪に年老いていきます。秦宣太后は秦昭襄王42年(紀元前265年)に亡くなり芷阳驪山に埋葬されています。

♥黄歇にそっくりの「魏丑夫」はミーユエの恋人?

〈参照〉黄歇を演じた黄轩です!大好き!👀💗

最終回の中盤で黄歇にそっくりな「魏丑夫」という青年が登場します。俳優の「黄軒」が一人二役で演じており似ているというか全く同じ人物が演じています。ミーユエと魏丑夫についてドラマの中でほんの数回しか一緒の場面がありませんが、秦宣太后の歴史を調べてみると魏丑夫はミーユエの恋人でミーユエが亡き後に一緒に殉葬される予定だったが取り消されたという内容の記述がありました。

ミーユエはもうなかなかのお年でお婆ちゃんですが魏丑夫はとても若い青年です。て、ここで似た話を思い出しませんか?ドラマ「コウラン伝」のコウランとラオアイです!ドラマではコウランとラオアイの関係は恋人ではなく曖昧な状態で描かれており、ミーユエも魏丑夫と愛し合うようなシーンはないのですが二人は恋人同士だったのでしょうか。

♥最終回の兵馬俑製作現場シーンが必見!

〈参照〉汀羅の手書き相関図です。(笑)詳しい記事はこちら👉https://taylorblogg.com/mi-hao

兵馬俑ファンの汀羅にはたまらないミーユエ最終回なのですが、ミーユエが魏丑夫と一緒に兵馬俑の製作現場を視察するシーンがあります!これはもう涙モノ!(笑)そのシーンでは兵馬俑の髪型などをミーユエが指摘したりしています。兵馬俑は中国の西安にある秦始皇帝の陵墓から出土した兵士や馬の形をしたものです。兵馬俑には鮮やかな色彩があったことがこのドラマでもわかります。ドラマ最高😭💖て思った瞬間です。

♥まとめ

ミーユエは王族の生まれでありながら不運続きでおてんば娘として育っていきますが、最終的には太后となり超威厳のある位の高い女性へと変わります。ミーユエを演じた孙俪は女帝役が激ハマりでドラマ前半よりも後半の方が汀羅的にしっくりきていました。中国戦国時代、秦国という点でドラマ「コウラン伝」と被っている部分が多いのですがミーユエの方が遥かに壮大であると思っています。ぜひこの両作品をご覧ください!

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