サイトアイコン 華流汀羅

中国ドラマ【君、花海棠の紅にあらず】程家3兄妹相関図!複雑な人間関係を解説

〈参照〉汀羅の手書き相関図です!(笑)💦

♥程家の3兄妹は全員母親が違う

■長女の「程美心」長男の「程鳳台」、歳のはなれた妹の「察察儿」の母親はみな違う人物。小説では4番目の妹もいるがドラマには登場せず母親の故郷へ一緒に帰っている。

■察察儿はミャオ族の女性の間に生まれた子。母親は富豪の程家に馴染めず察察儿を上海に置いて故郷へ帰った。

■程美心は程鳳台の母でかつて京劇女優をしていた「春萱(チュンシュェン)」に懐いていた。そのため弟である程鳳台も可愛がったと思われる。春萱は程鳳台の父親を愛していたが京劇を演じるために家を出た。

■察察儿は異族との間に生まれた子なので最初から程美心は嫌っており、察察儿も程美心を嫌っている。程鳳台は察察儿を可愛がり、察察儿は程鳳台を父親にように慕っている。

♥実家が破産しお家再興のための結婚

■程家の父親は上海で工場などを経営し商売をしていたが外国人に騙されて破産する。その際、長女の程美心は18歳で程鳳台はイギリスに留学中だった。

■程美心は軍の権力者である「曹司令」の6番目の側室となる。当初は息子の「曹貴修」といい感じであった。

■程美心は程鳳台と東北の富豪の娘である「範湘兒」と結婚するように仕向けた。察察儿も身売りに出したが程鳳台が助けた。

♥程家の人々の関係性について

長女の程美心は悪女か才女か

程家は元々上海にいて何不自由無い富豪の暮らしをしていたわけですが、破産し父親は病気で亡くなります。そこからどうやって生きていくのかという長女の程美心の計画が繰り広げられたわけです。程美心はそのファッションから見てもわかるように派手で贅沢な暮らしが好きな女性ですよね!

程美心が軍の権力者と結婚し、程鳳台は富豪の娘と結婚します。程美心は当初曹貴修と知り合って良い仲でしたが結局その父親である曹司令と結婚していることからも、金や権力が欲しいと思っている&程家を再興したいと考えていることがわかります。

程美心は察察儿を身売りに出したりと容赦ないです。ドラマでは登場人物の血縁関係がメインとなって複雑な関係の物語が展開していきます。どのような関係なのかがわかるとなぜそんな感情になるのかってことがよくわかってきます!

ドラマによく登場する「姨太太」という言葉

ドラマを見ているとよく耳にする単語「姨太太 yítàitài」があるのですがこれは「側室、妾、第2夫人」の意味。時代背景は民国1930年頃の北平(※現在の北京)で清朝時代の文化が色濃く残った日常です。紫禁城での出来事もよく登場しますが、この時代の富豪は一夫多妻です。

程美心や範湘兒がよく「姨太太がなんちゃら、かんちゃら」と言っているのですがこの時代のお金や権力のある男性は、外でたくさんの女性と関わっていたことがわかります。程美心は曹司令の6番目の側室です。ですが程鳳台は全然浮気してないですよね。しかしながら男性である商細蕊と深い関係になる方がよっぽど妻としては屈辱なのではと思う汀羅です。

モバイルバージョンを終了