みなさま おはようございます。
ドラマ瓔珞後半で登場する尔晴(アルチン)の息子「福康安(フーカンアン)」について本日は語っていきたいと思うのですが、ドラマでは小さな子どもであり重要視されないキャラかと思いきや続編の「金枝玉葉(ジンジーユゥユェ)」では超重要な人物として登場します。
瓔珞の登場人物たちは基本不幸で悲しく悲惨な最後を遂げることが多いです。歴史よりも激しく描かれているように思えるのですが、とにかくみんな不幸に見えるのは汀羅だけですか?
・宮中で辱めを受け殺害される瓔珞の姉「櫻寧」
・子どもを相次いで亡くし自害する「富察皇后」
・好きでもない女と不幸な結婚生活を送る「富察傅恒」
・体に針を入れられ結婚を断念して自害する「明玉」
・家族を殺害され愛されず自ら髪を切った「娴妃」
思い出せば思い出すほど不幸な人物ばかりなのですが汀羅は「福康安」も最高に不幸な人物のひとりであると思っています。その不幸さは本編では明かされず続編で暴露されます。福康安の不幸な生い立ちをまとめます。それでは一緒に見ていきましょう~♥
№1♥自分の本当の父親が誰か知らない
〈参照〉于正のインスタから引用。画像をスライドするとの金枝玉葉の登場人物が見れます。3番めの画像の男性が大人になった福康安です!
ドラマ瓔珞では福康安は尔晴と乾隆帝の不義の子として生まれ、尔晴の夫である富察傅恒からは愛されることがなく育ちます。福康安は尔晴と傅恒の子として紫禁城で育てられ福康安本人は何も知らずに過ごします。
福康安からすれば父親である傅恒から愛されていないことに悲しみを感じていたのではないでしょうか。ドラマ終盤では福康安に優しさを見せる傅恒ですが、当初は富察家の下僕たちも心配するほど福康安に冷たく接しています。
瓔珞では小さな子どもであった福康安は続編「金枝玉葉」でいい感じの青年になって登場します。瓔珞が福康安の出生について暴露するまで自分の父親は傅恒であると思っており尔晴と傅恒、父親と母親の複雑な関係や本当の父親は誰なのか知らないのです。
№2♥実の母親に復讐のコマとして利用される
福康安の実の母は尔晴ですが尔晴は傅恒から愛されない復讐心から妊娠を企みます。ドラマ瓔珞では酔って寝ている乾隆帝の寝室へ忍び込み、その後福康安を身ごもって傅恒に「この子の姓は愛新覚羅よ!」と告げています。
尔晴と傅恒は仮面夫婦でお互いを憎み合っており当然福康安は傅恒の子ではありません。尔晴は福康安をとても可愛がり大切にしていますが、出生のきっかけが母親の父親に対する復讐心からだとしたらこれは本当に悲しいことです。
№3♥実の父親に復讐のコマとして利用される
続編「金枝玉葉」第5話では福康安の父親は傅恒の異母兄弟、弟である「富察傅謙(フーチェン)」であると瓔珞が暴露します。これはもちろん福康安にとっては初耳のことなので大変なショックを受けますが、加えて尔晴が福康安は乾隆帝の子だと言ったことなども瓔珞は容赦なく福康安に伝えます。
尔晴は瓔珞に毒を飲まされて殺されたので傅謙は瓔珞を憎んでおり、復讐したいと思っていました。母親を殺された福康安も当然瓔珞を憎んでいるので傅謙は福康安を利用して瓔珞の娘「招華(ジャオフア)」を陥れます。
これを知った瓔珞は激怒し、罪を認めない2人の前でこの衝撃の事実を暴露していきます。傅謙も福康安もかなり動揺しますが傅謙は福康安の父親であることを否定も肯定もせずこの態度が「父親と認めた」と見なしています。
福康安は金枝玉葉でも実の父親である傅謙から瓔珞の復讐として利用されているんですよね。これもまたとても不幸なことです!傅謙も福康安が瓔珞に復讐しようとしなければ瓔珞はこの事実は明かさなかったと思っています。
№4♥愛していた「昭華」に盛大にフラれる
福康安は瓔珞に復讐しようとし傅謙も福康安に瓔珞を陥れるように圧力をかけるのですが次第に福康安は瓔珞の娘「招華」を本気で好きになっていきます。復讐心と愛が入り交じる複雑な男になっていくのですが招華はモンゴルの王子と婚約していました。
福康安は招華がモンゴルへ旅立つ当日に愛していたことを伝えるのですが招華は聞き入れず紫禁城を後にします。招華を見送る福康安はなんとも不憫です!まぁ自分の招いたことではありますが復讐に利用され本当に好きになった女性とは一緒になれませんでした。福康安はその後、どのように生きていったのでしょうか。
♥まとめ
尔晴の息子である「福康安の父親は一体誰なのか?」という問題ですがいろいろな見方があると思います。ドラマ瓔珞でも続編でも確実なところは明かされていません。これが于正ドラマの醍醐味でもあり「ご想像におまかせします」的な感じに仕上げています。
よって福康安の父親が本当に傅謙であるのかどうかは定かではない部分もありますが汀羅は続編で瓔珞が暴露する内容が真実であると考えこの説に則ってまとめてみました。ぜひご自身でも考察してみてください!