みなさま おはようございます。
深夜にTwitterを見ていたらドラマ「如懿伝」の如懿の声についてのコメントをたくさん目にしました。「声が低すぎる」「お年寄りの声みたい」「声のせいで見る気がなくなった」などなど。汀羅は如懿を演じた女優「周迅(ジョウ・シュン)」のファンなので全く感じなかったのですが。
如懿の声は「公鴨嗓」と中国でも批判されています。🤦♀️💥
はい、また今日も中国語を勉強!「公鴨嗓 gōng yā sǎng」とは中国語で「オスのアヒルのような声」という意味で蔑称的な表現の良くない言葉です。如懿の声はこのような批判を中国でも日本でも浴びてしまいました。この声は周迅の本当の声なのでしょうか?一緒に見ていきましょう~♥
♥如懿の声は周迅本人の声
中国ドラマは基本「配音」ですが如懿の声は周迅本人の声
〈参照〉猫眼の映画「保持沈黙」についてのインタビュー。周迅の声はこれ!💓
中国サイトのドラマ如懿伝のキャスト一覧には俳優名の下に「配音(ペイイン)」とあります。ここに配音俳優(声優)の名前が書かれています。この場合、ドラマのオリジナル音声自体が俳優本人の声ではありません。が、本人が配音するというパターンも非常に多く周迅や富察皇后を演じたドン・ジエなども自分の声で配音しています。
乾隆帝を演じたウォレス・フォは台湾出身の俳優です。口音などの理由で本人の声ではなく配音されていると思われます。自分の声で配音できるということは、大陸の標準的な発音が身についているということでもあると思います。中国ではたくさんの地方から俳優が集結するため配音は欠かせません。
周迅は自分の声を使い、全裸シーンも自分でやる女優
周迅は如懿伝だけでなく他の作品でも自分の声を使っています。(※声優を使用している作品もあり)なので汀羅は最初から如懿伝は何も思わず満足して見ました。そもそも周迅は低く公鴨嗓っぽい声をお持ちです。汀羅はとてもカッコいい声だと思っています。🙆♀️💕
声だけでなく、周迅は演じることが微妙と思われるシーンでも自分でやる本気の女優として有名です。映画「画皮」では全裸になるシーンがいくつか出てきますが、自分で演じています。ケツから足などとんでもなく艶かしいシーンも周迅本人です。これが別の女優だったら汀羅は興ざめですよ!
♥如懿のキャスティングをミスったという批判も
残念なことにこの声もしかり、如懿の少女時代も含め周迅が演じたことがキャスティングミスだったのではないかという批判的な意見が中国ではあります。周迅は1974年生まれで如懿伝が公開された2018年はすでに44歳でした。これには驚かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
年齢や周迅の声が「少女感を全く感じない」という意見があります。ですが汀羅は先日視聴を終えた主演のチャン・ツィイーが15歳の少女を演じたドラマ上陽賦のほうがかなり違和感満載でした!💦汀羅は如懿を演じるのは周迅で良かったと思っています。如懿には威厳と美しさが必要ですから。
♥周迅の低い囁くような声が好き!
可愛い軽い声だったら如懿じゃない
如懿伝の如懿の名前には「美しく静かである」という意味や願いが込められています。これは如懿のテーマでもあるコンセプトだと汀羅は考えており「如懿の低くて静かな声」はドラマの中でとても重要なものだと思っています。もっと違った可愛い軽い声だったら如懿じゃないと思うんです!
中国ドラマは基本配音なので瓔珞を演じたウー・ジンイェンも瓔珞の声は本人の声ではなく、先日ドラマ「朝歌」の予告動画を見たら声が可愛すぎてめちゃ違和感でした。周迅主演映画「画皮」にはスン・リーも出演しているのですが宮廷の諍い女の声とあまりにも違いすぎてビビります。
他の人の声で配音しないのは周迅のこだわり?
ですがこれはその役柄や全体のバランスを合わせるために配音しているためで、よりその物語の世界観や完成度を高めるためです。これは汀羅の個人的見解ですが、独特な声質のハスキーボイスが公鴨嗓と批判を浴びつつも周迅が他の人の声で配音しないのは、本人のこだわりであるのかもしれないと思っています。汀羅はそんな周迅が大好きです!💗
♥まとめ
中国でも日本でも如懿伝の如懿の声はあまり良くない評判です。が、汀羅はドラマを見ていて全く違和感は感じませんでした。中国ではキャスティングミスではないかという厳しい意見もあるのですが、汀羅は如懿は周迅が演じて良かったと思います。如懿は正義ですが生半可な女じゃありません。強くて美しく威厳がある高貴な女性であり、低くて静かな声で良かったんじゃないでしょうか。