中国ドラマ【三国志~Secret of Three Kingdoms~(三国机密)】登場人物の結末は?最終回あらすじ

♕中国ドラマ

みなさま こんにちは。

中国ドラマ「三国志~Secret of Three Kingdoms~」は2018年に中国で公開されたドラマで、本国中国での原題は「三国机密之潜龍在渊~The secret dragon in the abyss~」です。(※三国志作品はとても多くこのドラマは中国で「三国机密」と呼ばれることが多い)そうきたか!というなんだか全く違う邦題になっていたのが驚きだった汀羅です。

三国志はファンやマニアの方が多く三国机密は日本でも賛否両論のようですが、中国豆瓣の評価を見てみると「6.7」となかなか高評価!🙌ちなみに6.7はコウラン伝よりもずっと高い評価です。三国志を知らない方でも楽しめる内容となっています。

初心者OK!女子OK!の三国志⚔💗

なんか話が難しそう、三国志知らないし。という方におすすめの作品。汀羅はかつてHSK(※大陸の中国語試験)の長文読解のために三国志を学んだ過去がありますが、あまり理解できず面白いと思えなかったんですよね。しかしドラマ三国机密は大丈夫です!🙆‍♀️本日は最終回を語っていきいたいと思います!

♥「三国志~Secret of Three Kingdoms~」最終回あらすじ

〈参照〉劉平を演じた馬天宇です!

■曹丕(曹操の息子)が大群を率いて城の前で劉平と対面。劉平は平和的解決を望み話し合う。曹丕はまったく聞き入れないが劉平が退位することを悟り戦わずに去る。曹丕が皇帝になったと喜ぶ兵士たち。劉平は皇帝を退位する。城を出ると司馬懿が待っていた。

■ふたりは馬に乗り狩りに出かけ戦いのない平和な世の中を望んでいると語る劉平。その後いかだで河を下り伏寿と再会して抱き合う。城の中で曹丕は曹節(曹丕の妹)と大喧嘩しいきなり血を吐く。余命10年と医者から言われる。甄宓(曹丕の妻)と仲良くしようとするが激しく拒まれる。

■曹丕は皇帝となり家臣に司馬懿がいる。劉平と伏寿がふたりでいかだでラブラブ。黄初7年に曹丕が死亡。まだ子どもの息子が皇位を継ぎ司馬懿が実権を握る。年をとった劉平がヤギの怪我の手当をしている。そこに司馬懿の行列が通りかかりそれを眺める劉平。

THE END

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♥最終回の主人公は「曹丕」なの?!

最終回なんですが劉平と伏寿がほとんど出てきません!(汗)再会して抱き合ってラブラブな様子はわかりますが、もっとその後ふたりがどう暮らしたのかってことをやっていただきたかった。劉平は医者になったってことですよね?最終回はほぼ曹丕(曹操の息子)が主人公のようなストーリーです。

だけど曹丕があまりにも不幸すぎてあたしゃ不憫だよ。😥

曹丕は父の願いを無視して戦い皇帝の座しか頭にない悪ですが、でもここまで不幸にしなくたっていいじゃない!って思ったのは汀羅だけですか。妹からけなされ病気で血を吐いて妻からも拒まれます。そして曹丕は亡くなりその息子が皇位を継ぎ、司馬懿が権力を握っていくという場面でドラマは終了します。

♥殺戮のない平和な世の中を望んだ劉平の物語

〈参照〉司馬懿を演じた韓東君です!

劉平は死んだ双子の兄「劉協」とは全く違い温和で優しく、平和を望みます。その姿に伏寿もひかれていくわけです。「三国志~Secret of Three Kingdoms~」のコンセプトなのですが汀羅は最終回を見ていて、最後の司馬懿の言葉なのかなって見ていて思いました。その言葉がこちら。👇

天下一統並不在一家一姓。
天下を統一することに家柄や一族は不要。

これは司馬懿の言ったセリフですが、劉平が望んでいたことを言っています。天下統一をするのは劉家なのか曹家なのかという問題ではなく、互いに協力し戦いのない平和な世の中をつくっていくべきという劉平の考えです。ドラマ序盤でわけもわからず皇帝にされてしまう劉平ですが立派な皇帝へと成長し、最後には「やっと肩の荷が下りた!」という晴れ晴れしい気持ちで庶民となり伏寿と暮らします。

♥まとめ

「三国志~Secret of Three Kingdoms~」は死んだ双子の兄の代わりに皇帝となった劉平が司馬懿や伏寿と協力し敵である曹操と戦い、最終的には皇帝を退位して庶民となり医者として伏寿と暮らすというお話です。三国志としてではなくまったく新しいドラマとして楽しめる作品だと思います。美しい映画のような映像と素晴らしい衣装が必見です!

汀羅♥TAYLOR

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東京都出身。中国語と中国ドラマを愛する自力バイリンガル女子。華流ドラマ歴10年以上。中国語検定2級とHSK5級を取得しています。お仕事で中国・香港・韓国滞在...

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