【如懿伝】高晞月の死がヤバすぎ！皇帝に殺害された？伝染病で報復？

みなさま　こんばんは。

中国ドラマ「如懿伝(にょいでん)」に登場する「高晞月(貴妃娘娘・高貴妃)」ですがこの方の最後がヤバすぎです。高晞月と富察皇后は後宮の悪女トップクラスですが、わりとあっさり前半で亡くなります。高晞月は元々病弱キャラで病気で亡くなりますが、

いろんな事が発生しすぎて情報過多！🤷‍♀️❔

高晞月の死はドラマの中でサラッと数分で描かれていますが、めっちゃめちゃ深いです。情報かなり渋滞しています。ということで本日はひとつひとつ解説・整理していきたいと思いますので一緒に見ていきましょう～レツゴ！♥

※汀羅の個人的考察も含まれます。

♥高晞月の死には4名の思惑あり！

この投稿をInstagramで見る

Fabiana Ferri(@fabianaferriofficial)がシェアした投稿

〈参照〉高晞月を演じた童瑶です。汀羅個人的にチャン・ツィイーに激似と思っています。👀

①高晞月の父「高斌」を恨んでいた皇太后

高晞月の死には乾隆帝と皇太后も関わっています。ふたりは高晞月に子どもを生ませずに病死させようと思っていました。高晞月の父「高斌(ガオビン)」は清朝の大臣です。

高斌は以前、皇太后が先帝の「甄嬛熹貴妃」時代に娘の嫁ぎ先について高斌と揉めており恨んでいる過去があります。乾隆帝と高晞月の結婚は皇太后も納得の上でしたが、乾隆帝即位以降に高佳氏の地位が上がったこともきっかけになったと考察します。

②第二の「年羹堯」を恐れた乾隆帝

高晞月の弟「高恒(ガオハン)」も清朝乾隆の大臣であり、乾隆帝は高佳氏が強大になることを恐れていました。乾隆帝は高恒が第二の「年羹堯(ニェンガンヤオ)」になるのではと懸念し高晞月に子どもができないように仕向けます。高晞月はもともと体が弱くいつも薬を飲んでいたため、その中に妊娠しないよう体が段々と弱くなる薬を混ぜていました。

※と、高晞月が思い込んだ？薬を入れたのは皇太后？乾隆帝はこの事実を認めていない。

年羹堯は先帝「雍正帝」に寵愛された才能ある軍人でしたが権力や兵力がどんどん増していき、最終的に皇帝から死を賜り亡くなります。年羹堯の妹は「敦粛皇貴妃」で雍正帝の后妃です。年羹堯の亡き後、その職の後を継いだのは高晞月の父「高斌」です。乾隆帝はこの年羹堯の事件も頭にあったと推測します。

③子どもを生ませたくなかった富察皇后

高晞月と如懿は乾隆帝と結婚をした際に富察皇后から美しく高価な腕輪をそれぞれプレゼントされます。これは皇后から直々にいただいた大変に価値があるものなので毎日肌身離さず身につけますが、この腕輪の中に「零陵香」という妊娠しにくくなる薬を仕込まれていました。

これは高晞月が亡くなった直接の死因ではありませんが、高晞月の死の間際に事実が明るみになるとても重要な事柄です。これによりようやく乾隆帝は富察皇后がおかしいかも？と気がついていきます。高晞月は歴史上でも乾隆帝の子どもを出産していません。高晞月が妊娠しなかった理由はこの腕輪と乾隆帝が仕込んだ薬です。

④皇后の悪行を皇帝に伝えたかった如懿

如懿は冷宮の中で富察皇后からもらった腕輪の中に「零陵香」が入っていることを知ります。如懿は高晞月の命が長くないことをわかっており、わざと死の間際に富察皇后の腕輪の真相を伝えます。そうすれば必ず乾隆帝に伝えると思ったからです。如懿の思惑どおり高晞月は死ぬ前に乾隆帝にすべてを打ち明けました！

♥皇帝を疥癬(かいせん)に伝染させ復讐する

この投稿をInstagramで見る

⭕ Antonio Scarinci(@antonioscarinci)がシェアした投稿

乾隆帝の裏切りを確信した高晞月

ここですよ、ここ！ずっと薬を飲んでいた高晞月は「薬を飲んでいるのに体が良くならない＝乾隆帝がヘンなものを仕込んでいるからだ。」と考えます。本当に恐ろしいことです！そのため高晞月は乾隆帝に復讐しようと考えます。ベットの中で横になりながらたくさんのことをグルグルと考えていたんだと思うんです。

座布団に疥癬虫を仕込んで座らせる

ドラマの中で乾隆帝と高晞月が話をする最後ですが、乾隆帝が去った後に突然「こんなに汚い座布団はすぐに燃やして捨てて！」と高晞月は侍女に命じます。その直後に乾隆帝はブツブツが出てかいかいの病気になるのですが、これは「疥癬(かいせん)」というもので座布団には疥癬虫がいました。

高晞月の計画通りに乾隆帝は病となりますが、この計画やばくないですか！しかもまんまと成功しちゃうんですよ！疥癬は「ヒゼンダニ」によっておこる感染症で、赤いブツブツができとても痒い病気です。それを座布団に仕込んで乾隆帝に座らせました。高晞月の死ぬ直前の復讐劇がなんとも凄すぎです。

♥まとめ

いろんなことが凄すぎたなと思う高晞月の最後でした。高晞月は悪女で富察皇后に操られ騙されている悲しい后妃です。順調に寵愛されているように見えましたが実は裏では皇太后と乾隆帝から疎まれており、皇后からも裏切られていたというなんとも恐ろしい結果でした。高晞月の最後を利用した如懿もまたすごすぎる！