【台北国際芸術村】寶藏巖(バオツァンイン)の宿泊施設やアーティスト作業部屋を活用するべき!
みなさま こんにちは。
あと数日で新年を迎えようとしている台北市、本日の汀羅体感気温30度。(笑)
とても晴れて暖かい。台北の冬は普通に寒いのでとても嬉しいのですが、この12月のクリスマス前後に半袖Tシャツ1枚になることは決してここでは珍しいことじゃないんだけど。
この冬絶賛愛用中のZARAボーダーニット&ヒートテックという出で立ちの汀羅はソッコーでシャワーを浴びにお家へ帰りTシャツに着替えて出直すはめになるという、本日も朝から大惨事に見舞われる。
♥公館エリアの裏側にひっそりとたたずむおしゃれな「寶藏巖國際藝術村」
公館の賑やかな表通りから静かな裏通りへ向かう。
MRT松山新店線の「公館」ここは台湾大学があるエリアでショップ・レストランの激戦区。でも裏通りはこんなに静かなんだ。表は賑やかだけど、裏には汀羅の大好きな「淡水河」の緑地も広がってる。羅斯福路と汀州路の中間のこの場所で汀羅はずっと暮らしてる。大好きすぎるこの場所。
…てゆーか「寶藏巖(バオツァンイン)」てさ、
ちょっと、
ガチでハズキルーペ持ってきて!!!
一体字画は何画ですか?中国語というものは、繁体字というものは本当に恐ろしい、そして美しいと思う。
汀羅、トイレットペーパーを買いに公館のスーパーに来たついでに寶藏巖でお食事を済ませようと思ってる。表通りからくねくねの道を進む。
台北シティーは本当におしゃれなんだ。
今日汀羅がご紹介する場所は恐らく日本人あんまり行ってない、ぶっちゃけ全然注目されていないであろう汀羅大好き台北スポット。ここを知らないの、絶対もったいない。
♥寶藏巖國際藝術村
Treasure Hill Artist Village
住所:台北市中正區汀州路三段230巷14弄2號(捷運MRT公館駅1番出口)
火曜~日曜(月曜休館) 11:00~23:00
公式ホームページはこちら。
「寶藏巖國際藝術村」台北国際芸術村とは?
2001年より台北市政府が運営している台北国際芸術村。歴史ある建造物を現代アートの拠点として国内外の交流の場、アートを生み出す場として活用している。古いものをリノベする、それをおしゃれに活用するのは台北市の得意技。
歴史ある村をそのままに、アーティストの作業場・宿泊施設・ショップなど。
ここ「寶藏巖聚落(バオツァンインジュウルオ)」は昔の居住区をそのまま台北市の指定遺跡として保護している場所。昔の村の姿をそのままにレストラン、ショップ、宿泊施設、アーティストの作業場・事務所などで活用中。
一気に緑豊かな静かな別世界に引き込まれる。
ここは村です。全貌は上記のようにかなりデカイ。ここは公館駅からも台湾大学からもすぐなのに山と河に挟まれてる、なんと美しく素晴らしいロケーション。
♥台湾らしい可愛すぎるショップ「柑仔(ガンズ)」の水餃子
ここ「寶藏巖」の中にはものすんごく可愛いショップがある。小さな駄菓子屋さんのようなお店でお母さんと娘さんがやってる。ここでカップラーメンとか水餃子とかちょっとした軽食がいただけます。
なんたる台湾可愛らしさ!♥
日本の駄菓子屋さんみたい。リアルに子どもたちがここに遊びに来てお菓子を買っています。日本で見たようなお菓子がいっぱい。
とりあえずもうめっちゃ暑いのでサイダーください。(12月29日)
「あとで中のビー玉取ってあげるからね!」ってとっても優しいラオバン娘。汀羅は台湾で韓国人?とか香港人でしょう?とかよく言われますが今日はギラギラの倖田來未プロデュースカラコン装着していたためか、日本人だって言ったら「東南アジアの子かと思ったわ!」と非常に新鮮な返し方をされる。
こちらが柑仔のメニュー表。可愛すぎ。(泣)台湾ならではの軽食。
こちらの太陽直撃カウンター席でお食事をいただきます。カウンターには不思議なものがいっぱいです。
韮菜水餃(ニラの水餃子)55元
水餃子は中の具をキャベツかニラか選べます。老板娘とその娘さんがつくってくれる、台湾の家庭料理。台湾のお家のお母さんの味。本当にとっても美味しいです。お外のカウンター席、緑いっぱい、静かなこの場所で。
台湾の餃子は水餃子が一般的。日本のような焼餃子は「鍋貼(グオティエ)」という別物。
日本の焼餃子の、あのビールと一緒にくぅぅ~ってやつは台湾では鍋貼という食べ物。しかも日本のヒラヒラの形じゃなくて鉄鍋餃子的なやつ。だからあの日本の焼餃子は汀羅は日本で食べます。台湾ではいつも水餃子をタレでいただく。
「ネガ・・・ベベナービェンヨウシィショウ」 でわかった。
最近覚えた台湾語に「ベベ」というのがある。ベベはおじいさんとかゆー意味で台湾語にはアマとかアーゴンとかいろんな呼び方があってどれがどれだかたまによくわからなくなるがさっきラオバン娘が「ネガ・・・ベベナービェンヨウシィショウ」ってゆったから汀羅、ベベの前に手洗い場があるんだってわかりました。
さっき飲んだサイダーの便の中のビー玉、大切に持って帰る汀羅。
♥美しすぎるこの場所「寶藏巖」の歴史について学ぶ!
寶藏巖聚落の歴史は日本統治時代から始まる。
日本統治時代の1930年代半ば、台湾総統府の台湾軍がこの場所に爆撃部隊をつくりその兵隊の宿舎がここにあった。その後も軍事目的で使用されるが1950年台には川沿いの農家の民家数件だけが残される。
社会的に弱い立場の人々がここに住んだ。退役軍人や移民たちが非公式にこの場所に住み着いて自力でこの山の斜面に家を建てた。それが今もここに残る。
美しい、本当に美しいこの場所。
気が遠くなるぐらいのこの美しさに、 汀羅はこんなに美しい場所に住めて過ごせたんだって思ったらまた泣けてくる。台湾の緑と青い空。ここでやってきた自分に誇りを持ちたいと思う。
寶藏巖は汀州路と汀羅が死んだら骨を流してほしいと思っている淡水河の間にあります。大きな橋の向こうには永和の街が広がってる。
いつも台湾の美しさに泣きそうになってる。公館はいつも臭豆腐の匂いがして不愉快で台北シティーはきれいじゃない場所も多いのに、なんでかいつもずっと心の底から台湾が、台北が美しいと思って過ごしている。
♥「寶藏巖國際藝術村」の宿泊施設と貸事務所に注目!
格安でおしゃれなお部屋の宿泊やオフィスレンタルが可能。
詳細は公式ホームページで確認できます。バックパッカー向け、と書いてありますが画像で確認する限りとっても素敵なお部屋です。汀羅もここでお泊りするか暮らしてみたいと思っているので只今企画中。アーティスト系で台湾進出を目論んでいる方に超おすすめスポットです。
それぞれの画像右下にあるグレーの「住房租借」ボタンをクリックするとお部屋の料金など詳細が閲覧可能です。
台北寶藏巖國際藝術村内にある宿泊施設。バックパッカー向け、とありますがお部屋や施設はすんごく素敵です。こちらのサイトは日本語で閲覧可能。
すんごく素敵じゃない~?♥
ここでアーティスト活動(WEB活動)したいと思ってる汀羅。
いつまでも、どこまでも美しくあってくれ台北市。
汀羅は日本に帰ってもまた来る。何度でもここに帰ってくるから。
♥まとめ
今日汀羅がご紹介する場所は恐らく日本人あんまり行ってない、ぶっちゃけ全然注目されていないであろう汀羅大好き台北スポット。歴史ある村をそのままに、アーティストの作業場・宿泊施設・ショップなどがある「寶藏巖國際藝術村」。ここを知らないの、絶対もったいないよ!