【シェ松尾・松濤レストラン】格式あるフレンチレストランのランチコースを実食!マナーやドレスコードなど

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みなさま こんにちは。

ヨーロッパ、特にフランスが苦手な汀羅です。それは汀羅が初めて訪れたパリでいろいろ不快な事が多かったからそれ以来フランスはもちろんヨーロッパに足を踏み入れることはなく、ずっとアジアをさまよう人生となった汀羅。

渋谷区松濤のフランス!シェ松尾にキターーー!!!

ひょんな事からこちらの高級フレンチレストランと名高い「シェ松尾・松濤レストラン」でランチコースをいただくこととなった。渋谷の松濤といえば芸能人・有名人がいっぱいの高級住宅街で有名。シェ松尾松濤レストラン公式サイトはこちら。

渋谷ハチ公の飼い主、東京帝国大学上野教授もこちらの渋谷区松濤にお住まいだったそうで、ハチは先生のお見送りとお迎えをここから渋谷駅までしていたんだなと思うと感慨深い。それで帰り道にスマホでいろいろ調べてたら、教授亡き後は野良犬のようになってしまいいじめられたりしてすごく可愛そうな話で泣けた。

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№1♥シェ松尾松濤レストランへのアクセスは渋谷からタクシーか神泉からが無難。

東京都渋谷区松濤1-23-15

松濤の住宅街の中にあるので駅からはけっこう遠いです。

汀羅は道玄坂を上がりきった東急本店でお買い物をしたかったので渋谷駅から東急本店までシャトルバスに乗りました。東急本店から歩いてすぐだと思ってたら…徒歩で15分はかかった気がする、何気に遠い!(汗)予約時間を少し過ぎてしまい焦っていたら

スタッフの方がお店の前で傘をさして待っててくれた~!!!

うおぉぉ~これって高級店では当たり前の現象なのでしょうか。しかもイケメン!(笑)スタッフの方は道に迷っているのではないかと心配で待っていてくれた様子。住宅街の真ん中になるので汀羅はアイフォンでなんとかたどり着いたけどちょっと分かりにくい。最寄り駅は渋谷ではなく神泉なので神泉駅の利用が良いそう。

№2♥大正時代にイギリス人の設計で建てられた隠れ家風一軒家レストラン

暖炉やアンティーク家具。

まずはウェイティングルームから始まる!

シェ松尾松濤レストランに足を踏み入れた途端、もうここは別世界なんだね~!緑がいっぱいの2階建ての洋館でいくつかのお部屋があります。お庭のテラス席でお茶をいただくことも可能なのだそう。

入ってすぐにこちらのウェイティングバーに案内されます。こちらで待ち合わせとかコート脱いだりとかお会計とかそんなお部屋なんですが自分の席につくまでにこのウェイティングがあるというのがもうすでに格式を感じます。

こちらのテラス席でいただくことも可能。

雨のため楽しみだったテラス席利用を断念。(泣)

お席が空いていて、虫とかも大丈夫という方はこちらのテラス席の利用も可能。汀羅はここをお散歩したりしたかったんですが雨のため断念。この日こちらのお席を利用している方はいませんでした。食後のコーヒーとケーキをこちらでいただくの良さげ~だけど真夏と真冬はムリかも。

ピカソなど貴重な絵画も見られる。

重厚な造りの洋館の中でいただくフレンチ。

2階など全部のお部屋を見ることはできなかったのですがたくさんの絵画、木造の重厚な造りの洋館が見ごたえあります。お食事もさることながらこの空間の素晴らしさも堪能するべし。やはり他のレストランとは全然違います。特にデパートなどに入っているシェ松尾とは全くの別物。

№3♥シェ松尾松濤レストランのドレスコードとは?マナーは?

右:汀羅 左:汀羅母のるる

シェ松尾松濤レストランにはドレスコードがありますので注意。

台湾から東京へ戻ってきた汀羅。台北にいる時はタンクトップ+短パン+ビーサンで毎日過ごしているわけですが、東京に戻ってきた途端にキレイめに移行してます。(笑)今日の服装は普段着で何も気合は入っていないのですが一応汀羅はこんな感じの服装でやってきましたのでご参考までに。

公式ホームページに記載されている内容。

それOK?!(汗)って人も。

ランチとディナーでは確実にディナーの方が敷居が高いんだけど、ランチではかなりラフな印象な方もお見かけする。Gパン、サンダル、スニーカー、デイバッグ、みたいな方を見かけたんですが大丈夫なのかな?って汀羅が気になるほど。もしかしたらランチはそんなに服装にこだわらなくても良いかも?

が、お着物やステキなお召し物の方はやはり多いので自分が恥ずかしくない服装をしていった方が良いです。男性ならランチでもジャケット着用の方がふさわしく見えると思う。間違っても台北ファッションでこの店はムリだよ。(笑)ある程度東京仕様にしておけば大丈夫な気はする。

もしこのお店をデートとかそーいった目的で利用したとして、相手の人が相当ラフで来たら汀羅は確実にキレると思う。そーいった方は最初からこのお店を選ばないのかもしれないけど…。

スタッフのみなさまに写真撮影ご協力いただきました。

マナーをあまり気にしないでお食事を楽しめた!

フランス料理のマナーは本気でやったらかなり大変なものかとお見受けしておりますが、汀羅の通った女子校で学んだフランス料理マナーで全然いけました。(笑)てゆーかスマホで写真撮っていてもみなさまどうぞどうぞ♥って超協力的だし、何も気にしないでいつも通りにいただけましたよ。その辺りは気楽にいってもOKなんじゃないかな。

№4♥ハズレなし!全部を美味しくいただいた安定のランチコース。

お席についた時にだけある飾りの大皿。

静かに始まって途中和のスパイスも入れて、最後にドドーーンてくる音楽みたいなコース料理だ。

つい先日、某レストランの和食のコースをいただいた汀羅。最初はいいけど最後の方はかなり貧弱になってくるという実に残念な出来事があったりしたので、そんな心配も少しあったのですがシェ松尾松濤レストラン、さすがでしたね。とても安定感を感じました。全てを本当に美味しくいただいた、ハズレなしのランチコース。

本日のメニュー:ざっくり説明するとスープ+大皿4+デザート。

牡蠣事件以来本格的に酒を解禁してきた汀羅嬢。

お飲み物はお酒もお水も別会計+サービス料10%かかりますのでね。

お水にお金を払うお店に来るたびに汀羅は川越シェフを思い出してしょうがないです。

最初はシャンパンからスタート!

一番安いグラスワイン一杯2500円。

シェ松尾松濤レストランで一番安いグラスワインは一杯2160円。これに税とサービス料が加算されて2500円ぐらい。この値段だったら渋谷の坂下りていったお店ならボトルで飲める値段なんだよ。(笑)ミネラルウォーターは一番安いもので864円。フレッシュジュースは1620円。調子に乗って飲むとヤバイぞ!www

めちゃ綺麗なピンク色のロゼ。

例えて言うなら天然の牡蠣と養殖の牡蠣ぐらいワインの味が別物。

つって結構な勢いで飲んでいる汀羅ですが、本当に本当に美味しい!!!庶民派汀羅が普段飲むワインとは全く違う雲泥の差なわけです。当たり前なんだけどこちらのお店のワインは別物。どれも本当に美味しくいただいたのでおすすめです。もちろんソムリエの方が詳しく説明して一緒に選んでくれますので安心。

№5♥シェ松尾松濤レストランのランチコースお料理の全貌!

♥冷静トウモロコシのポタージュとソルベ

食用の綺麗なお花が!中央はトウモロコシのシャーベット。超クリーミー。梅雨時期にさっぱりスッキリ感のあるこちらの一品目からスタートです。

♥初鰹のマリネとカマスのグリエ焼き茄子のクーリ
クミン風味のキュウリとアンチョビのコンディマン

汀羅が一番感動したのがこちらのお魚です。マリネが大変素晴らしく今までいただいたことない食感。茄子のソースも最高で全てが完璧と思った。クーリとは野菜や果物を裏ごししたソース、コンディマンは調味料の総称。

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♥北海道産帆立貝のポワレ トマトとバジルのエミュリュションソース 色取り取りの夏野菜を散りばめて

こちらも大変美味しく頂いた逸品。帆立が絶品!3つぐらいいただきたい、と思いましたね。(笑)周りの黄色の点々はパッションフルーツのソース、下はパプリカの味がする濃厚なソース。バジルとオリーブオイルの香りが大好き!こちらのお料理も夏野菜がおしゃれに使われていました。エミュリュション=エマルジョン。

♥鹿児島県産長尾鯛のオーブン焼き オリーブと蜂蜜のソース 淡路島の玉ねぎと生ハムのミトネ

ミトネは煮込み料理の意味。こちらのお料理に生ハムを感じなかったのでこれは海老に変更になったものでは?と踏んでいる汀羅なのですが。鯛は肉厚でふっくらと焼き上がってました。お皿の印象から和のテイストを感じる。真相はわかりませんが。

♥お口直しのメロンシャーベット

本当に一口、というサイズで卵型の銀の冷たい器に入ってる。濃厚メロンシャーベット。とても可愛らしい。

♥フォワグラを詰めたランド産ホロホロ鶏のパネ シャトーシャロンの香り アスパラガスと茸のソテー

最後にキターーー!!!的な逸品。お肉の中央に入っているのがフォアグラ。超濃厚なフォアグラに超濃厚ソースでドドーーン、て決めてきた最後のお料理。つくしのような形の野菜はアスパラ。ソースはキャラメルのように濃厚です。野菜も茸も本当に美味しかった!

パネとは小麦粉や玉子などで焼いたもの、お肉の周りには粉の焼いたものが巻かれている。シャトーシャロンは地名。ホロホロ鶏は淡白な印象で普段いただく鶏肉よりもさっぱり。とても柔らかく焼き上がっていてフォアグラとソースでトロっていける感じ。

♥本日のデザート:マンゴーのソルベとクリーム 泡の中にはマンゴスチンとライチのフルーツ

泡、流行っとるね~!と思う汀羅。この泡の下にはマンゴスチンやライチなどのフルーツが入っている。マンゴーもどれも南国の台湾でいただいていた大好きなものばかりなので嬉しいと思ったデザートです。

コーヒー飲めない汀羅はハーブティーをいただいていますが、コーヒーや紅茶など選べます。ナッツ入りのヌガーとフィナンシェの小さなお菓子もでてきました!

いつの間にかお茶とワインが同時になってる。(笑)ワインは水!

お食事の最初から最後までいろんな種類の温かいパンがいただけます。

パンは毎回違う種類のもので、もちろん温かい状態で出てきます。ナッツ入りのものなどこの日汀羅は3種類のパンをいただきました。どれも美味しいですが、さすがフランスなので硬め!パリでいただいたパンが硬すぎて噛み切れず、サンドイッチがぐっちゃぐちゃになったことを思い出す。(笑)硬いパン大好きなんですが。

こんな感じで種類は選べませんが一つづついただけます。暖かく美味しいのでつつい食べすぎてしまう。無縁バターつけて食べるの大好き。

ワインが本気でハンパないウマイ。

もしかしたら汀羅が今までいただいていたワインはワインじゃなかったんじゃないか?「ワイン風味」だったのかもしれない、ワインとはこれが本物なのかと思うほど味が違っていたのが衝撃。ソムリエの方とお話しながら選んだ白ワイン。

おひとり様もアリのお店です。

店内は大人数のグループ、家族、カップル、おひとり様もいる。いつか汀羅ももっと大人になったらここでひとりでワインを飲みまくってみたい。予想以上に満席、予想以上にいろんな人がいた。スタッフがみな長身のイケメン男性はやはり意図的なのでしょうか。もちろんサービスは素晴らしいです。スタッフの人数がとても多いという印象、お食事のタイミングなどいつも見ているホテルのような接客です。

フランスの貴族は毎日こんな食事しとったんか。 ランチ=約3時間

汀羅はゆっくりいただきたかったので12時に予約をしましたが、お店を出た時は3時ちょっと前ぐらいでした。ワインをいただいたりもしてたのでかなりゆっくりのお食事だったのですがフランスの貴族は毎日こんなお食事を生活をしていたんでしょうか。食事に対する考え方が根本的に違うと思った汀羅。

https://www.instagram.com/p/BzCxMtKj0xH/

フランスのクヴォン・デ・ミニムというブランドに大ハマリ中の汀羅。汀羅のフランス苦手感が徐々に緩和されてきているように思う。

♥まとめ

ヨーロッパよりもアジア、フレンチよりもイタリアンという汀羅。フランス料理のコースはちょっと敷居が高い感じだけど…とても楽しく美味しくいただき大満足おすすめです!高級住宅街渋谷区松濤にある隠れ家フレンチレストラン「シェ松尾松濤」実食体験レポ。ぜひお店に行く前に参考にしてくださいね。

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