【東京豆漿生活】東京で味わえる本格台湾朝食店へ台北在住女子が行ってきました!
みなさま おはようございます。
明日大晦日を迎える12月30日、みなさまいかがお過ごしでしょうか。汀羅は極寒のニッポン東京へ帰って来ました。
2019-2020年末年始は日本で過ごす予定。ものすごく、最高潮にマジで寒いです。
なんでも東京五反田に大人気、行列・売り切れ必至という「リアル台湾朝食店」があるということで、台北在住女子汀羅目線でレポートしたい~♡ということでやって来ました。
台湾人と日本人のご夫婦が東京で開業した台湾朝ごはん店【東京豆漿生活】
アイスモンスターやタピオカドリンクショップなど台湾の有名フードブランドが続々と日本に上陸していますが、こちらのお店「東京豆漿生活(トウキョウドウジャンセイカツ)」は日本側から発信しているという新しいスタイル。
今まで東京でいただく台湾フードはスイーツやドリンク、小籠包などが一般的だったので「朝ごはん」というジャンルはとても新鮮です。現在唯一東京でいただける台湾の朝食店として人気のお店。
東京でリアル台湾朝ごはんをいただくことができるのか?
台湾在住者目線で検証してみたい。
普段汀羅は日本にいる間ほぼ台湾を追わない生活をしているのですが、今年は「台湾在住者目線で東京で本格台湾が楽しめるお店」をレポートしてみたいと思っています。ぜひ参考にしてくださいね!
№1♥東京豆漿生活へのアクセス&年末年始営業時間
東京豆漿生活の最寄り駅は「大崎広小路駅」になるのですが、大崎方面がかなりアウェイすぎる汀羅はJR五反田駅より徒歩で向かいました。
五反田はけっこうな夜の街で喫茶店のモーニングや早朝からお食事ができるお店が多いです。ですが普段来る場所ではないので汀羅は今日おそるおそるきた感じ。(笑)
五反田駅西口を出て目黒川を越え、大崎広小路の交差点手前を左へ曲がります。住宅やオフィスなどがある閑静なエリアにあります。
お店の外観に飲食店の雰囲気はなく、オフィスを改造して作られたお店のようです。ちょっとわかりにくいかもですがお店の前はいつも行列で賑わっているのでわかると思います!
■住所:東京都品川区西五反田1-20-3 MKYビル 1F
■営業時間:8:00~14:00 日曜定休 ※売り切れ次第終了
■年末年始休業:2019年12月29日~2020年1月3日
■東京豆漿生活食べログはこちら。♥
№2♥連日大行列!お店に到着したらまず整理券をもらってください。
こちらのお店はとにかく大人気で大行列ということで開店8時の30分前(7時半)には並んで待っていた方が良い!とネットで調べて情報を得ていました。
どんだけ大盛況なんだ?…(汗)
汀羅は開店時間の8時に行ったのですがすでにお店の外には人が待っていて、汀羅もすぐにその列に並びました。しかし並ぶ前にお店から「整理券」をもらうというシステムだったようで慌てて店内へ。
お店に到着したら列に並ばずに、まずは店内で整理券をもらってください!
こちらの整理券のORコードを読み取って入店時刻を確認できるとのことですが、整理券をもらって待ち時間が15分ぐらいと言われたのでお店で待っていました。
列に並んでいる方たちはすでに整理券をもらって並んでいます。汀羅はわりとすぐに呼ばれたのでQRコードは読み取らなかったよ。整理券は19番でした。8時にお店到着で19番目ってことかな。
土日など週末はもっと激込みだそうで今日はそうでもなかったみたいです。平日は比較的人が少ないそうなので平日が狙い目。
№3♥東京豆漿生活のメニューはすべてリアル台湾朝食メニュー!
お店の名前に入っている「豆漿 (ドウジャン)」とは中国語で豆乳の意味。台湾では朝食は自炊せず、近所の朝ごはん屋さんでいただくのが日常です。
基本の豆乳は温かいものと冷たいものを選べます。お砂糖はお好みで入れますのでプレーンの状態できます。「油条(ヨウティヤオ)」という揚げパンと豆乳を一緒にいただくのがベーシックな台湾の朝食です。
永和豆漿や豆漿大王など、有名台湾朝食店にあるような王道メニュー
台湾では豆乳+揚げパンの朝食以外にもサンドイッチやトーストなども一般的な朝食なんですが、東京豆漿生活の朝食メニューは台湾の有名な豆乳朝食店でいただくような王道メニューです。
台湾の朝食店に比べるとメニューはかなり少なめですが、台湾でいただくリアルな朝食メニューです。ただ汀羅個人的にはなぜ「蛋餅(ダンビン)」がないのでしょうか…ととても残念な気持ち。もっと贅沢を言うと「割包(グアバオ)」も…ぜひ今後メニューに加えていただきたいです。♡
台北では豆乳一杯20元前後(約70円)ぐらいでいただけるのですが、 東京豆漿生活のベーシックな豆乳は一杯260円と台湾の3倍以上。豆乳以外のフード類も台湾で食べる価格の3倍以上です。
№4♥豆乳と焼餅を組み合わせた基本の台湾朝ごはんを実食!
汀羅はプレーンな豆乳と鹹豆漿(シェンドウジャン)、葱肉酥餅(ツォンロウスゥビン)、卵焼きでを挟んだ焼餅(シャオビン)、甘い紅豆餅(ホンドウビン)をいただきました。
どれも台湾で普段朝食にいただいているメニューです。実は汀羅、鹹豆漿が苦手なのですが…(笑)東京でいただく鹹豆漿はどんな感じかなとオーダーしてみました!
鹹豆漿(シェンドウジャン) 450円
鹹豆漿が苦手な汀羅なのですが、こちらの鹹豆漿は美味しくいただけました~♡干した大根のコリコリした具が入っている、しょっぱい味の豆乳スープです。台湾ではもっと辛くしたり、黒酢を入れたりお好みでカスタマイズします。玉子を入れる場合もあります。
鹹豆漿はお醤油、お酢、辣油、葱などに煮込んだ熱い豆乳を入れて撹拌したものです。汀羅はお砂糖をいっぱいいれた甘い豆乳をストローでいただくのが大好きなんですが、こちらのしょっぱい系の鹹豆漿も台湾で一般的な朝食メニューです。
温かい豆乳は半分ぐらいが凝固した状態で出てきます。豆乳スープと言っても半分ぐらいは「お豆腐」の状態になっているので食べごたえがあります。
ここまで本格的な鹹豆漿はここでしかいただけないと思うので、これをいただくためにこのお店まで足を運ぶ価値は十分にあると思いますよ!
焼餅挟蛋(シャオビンジァダン) 280円
こちらはお見事!と思った焼餅です。中にはさんだネギ入りの卵焼きも台湾でいただくのと全く同じ味でした。この可愛い紙袋も台湾製に間違いないでしょう~♡台湾では袋が懐かしいかわいい系のお店が多い。
「台湾式パン」と書いてありますが、食感は「パイ」に近いです。サクサク、ポロポロする食感です。けっこう油を感じます。台湾では焼餅には卵焼きを挟んでいただくのが一般的なのでぜひやってみてください。
紅豆酥餅(ホンドウスゥビン) 250円
「酥餅(スゥビン)」はサクサクしたパイ生地で、中にいろいろな具が入っている台湾伝統フードです。パンのようなホワホワしたものではないですよ!紅豆(ホンドウ)はあんこです。中にはぎっしりあんこ!
生地にはバターがたっぷり使用されています。パンではなく「中国式パイ」と言ったほうがわかりやすい。中の具はスイーツとしていただける甘いもの、おかずとしていただくしょっぱい味のものがあります。
酥餅や焼餅+豆乳のマリアージュを堪能していただきたい。
中国式の油条や酥餅は基本的に油やバターが多く含まれているので、日本人の方が食すると朝から少し重い…ってなるんじゃないかなと思うんですよね。てゆーか汀羅はよく思ってます。(笑)
なのでこのような台湾フードにはプレーンな豆乳の組み合わせがおすすめです。 映え的にも鹹豆漿を真っ先にオーダー♡となると思いますが、酥餅や焼餅にはぜひプレーンな豆乳を合わせて飲んでみてくださいね!
№5♥日本の大豆を使用して台湾の製法でつくった新しい豆乳の味!
汀羅は東京豆漿生活のプレーンな豆乳を飲んで一口で「台湾のものと違う!」と思いました。台湾の豆乳と同じ味ではなかったんです。それもそのはず、その日によって種類は違うみたいですが日本の国産の宮崎県の大豆を使用した豆乳だということ。
まずは汀羅、自分の舌のカンにビビりました。(笑)ほぼ毎朝、ランチ時やおやつにも台北でいただいている豆乳、大好きなのでもう完全に台湾の豆乳の味を覚えちゃってたんですよね~。
日本製の豆乳も台湾製の豆乳もどちらも美味しいけど味は違う。
東京豆漿生活の豆乳は真っ白で美しい、全くクセや匂いがなくクリーミーでこれが日本大豆の豆乳なのか!と感心しました。日本大豆の豆乳は美しくてお上品な仕上がりです。
対して汀羅が日々いただいている台湾大豆を使用した台湾豆乳は、もっと素朴で甘い。何も入れなくても甘みと味があります。クリーミーというよりは濃厚な感じです。豆が違うとこんなにも味が変わるものなんですね。
最初は豆乳に何も入れない状態で飲んで味わってください。その日の大豆の産地はレジ横のメニュー表に記載されていますので要確認。
プレーンな基本の豆乳にはお砂糖を入れます。温かい豆乳には左のサラサラのお砂糖、冷たい豆乳には右のガムシロップを入れてください。
とは言え、台湾の製法で毎日お店で手作りしている豆乳です。日本大豆の台湾製法の豆乳をいただけるのは、東京から発信しているこのお店ならではですよね。汀羅この感覚、とても素晴らしいと思います。
№6♥東京豆漿生活のここがリアル台湾!ここが台湾と違ってる!
汀羅はこちらの東京豆漿生活は台湾旅行や台湾生活の「予習復習」として活用すると良いと思います。旅行から帰って来てまた食べたい!と思った時、台湾に行ったことがないけどどんな場所?って思った時にぜひ利用してください。
♥ここが台湾と同じです!と思った点
・店員さんはほぼ台湾人
・メニューは台湾でいただくものと同じ
・フードのレシピや食べ方も台湾と同じ
・店内の内装やメニュー表など雰囲気が台湾
・台湾の朝食店と同じ8時から14時までの営業時間
♥ここは台湾と違ってる!と思った点
・大豆が日本の国産のため豆乳の味が違う
・台湾では整理券をもらうような朝食店はほぼない
・可愛い女子のお客様が多いですが台湾はもっとローカル
・カフェみたいな雰囲気ですが台湾では基本食べるだけ
・台湾の朝食は酥餅よりも蛋餅の方が一般的
♥まとめ
東京で今人気のある台湾朝食店「東京豆漿生活」で台北在住日本人女子が実食したレポートです。台湾の有名フードブランドが続々と日本上陸をしていますが、こちらのお店は日本東京から発信している朝ごはん専門店という新しいスタイル。どこまで台湾リアルなのか検証してみました!