【北京前門大街】皇族もお忍びで来た!?紫禁城前の繁華街「稲香村」で月餅を爆買い
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みなさま こんばんは。
北京の日常は地下鉄で毎回手荷物のレントゲン検査があったり、街なかに普通に数メートル間隔で公安が立っていたりするので日本とはまるで別世界と感じます。敷地がとにかく広大で車線が多すぎて反対側が見えないほど遠かったりしています。(笑)加えて古い歴史を感じる街並みと現代が混在しているのでアミューズメントパークにいるような気分になっている汀羅です。
ここ「前門大街」もそう感じる場所のひとつで清朝時代に皇族がお忍びでショッピングにやって来たと言われている歴史ある由緒正しい繁華街なのですが、ZARAなどのブランドが軒並み出店しており最高におしゃれな雰囲気でタイムスリップしたような間隔を味わえます。
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〈※画像はすべて汀羅が現地にて撮影〉飴細工も有名です。ドラマに出てきます!
本日は北京前門大街で老舗有名菓子店「稲香村(ダオシャンツン)」の月餅を爆買いしている汀羅の様子をレポートしたいと思います。みなさまも一緒に北京に来ている気分になっていただけたら嬉しいです。中国でのお買い物は「斤(ジン)」という市制を使用することが多くこれについての勉強もしていきたいと思います!
♥北京「前門大街」ってどんなところ?
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〈参照〉非常に簡潔にしてありますが想像よりも遥かに広大であると思ってください。💦
はい、こちらの地図をご覧ください!汀羅が記した北京故宮博物館=紫禁城ツアーを簡単にわかりやすく図解したものです。我々が今いるのは前門駅の下側「前門大街(チェンメンダージエ)」です。紫禁城の入り口「天安門」よりも南側に位置しており地下鉄前門駅を出るとすぐに「箭楼(ジェンロウ)」が見えますが、これもよく中国映画に登場する建築物でこの小窓からたくさんの矢を敵に放つシーンが思い出されます。
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〈参照〉箭楼がこちら。この小窓から敵に矢を放ちます。遠くまで見渡せる高い建物です。
前門大街は紫禁城の入り口「天安門」より南側に延びる繁華街で清朝時代に皇族たちがお忍びでお買い物やお食事などを楽しんだと言われています。たくさんの中国ドラマでよく見かけるあのシーンです!ドラマの中では想い人にアクセサリーを買ってあげたり酒を飲んだりしています。よって北京の老舗店が多いのですがZARAなど人気のブランドもたくさん出店しています。
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〈参照〉この入り口の門もドラマでよく見かけます。
前門大街はなかなか長いストリートで道の中央にチンチン電車が走っています。その両側にはレストランやファッションブランド、お土産スイーツ店などたくさんのお店があり賑やかな観光スポットです。メイン通りの左右には小さな路地「胡同(フートン)」が広がっていてその路地裏にもたくさんのお店があります。
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〈参照〉前門大街のスタバです!スタバは中国語で「星巴克(シンバークゥ)」
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〈参照〉ハーゲンダッツもこんな感じで超おしゃれ!
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〈参照〉こんなZARAも新鮮です。
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〈参照〉こちらは胡同です。タンフールーもよくドラマで見かけます!
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〈参照〉前門大街のメインストリート。中央の線路はチンチン電車が走ります。
♥老舗「稲香村」の月餅はマジで美味い!
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こちらは前門大町にある北京の老舗菓子店「稲香村(ダオシャンツン)」です。日本にも出店しているのようなのですが汀羅は日本で食べたことはないんですよ。日本にいると月餅を買っていただくというのはほぼないのですが北京の月餅は本当に美味しいので買いです!日本よりも圧倒的に種類も多く、形やデザインがとても美しいです。
月餅と言えばあんこがギッチリ入っていて重くそんなに美味しいイメージがないかも?ですがサクサクの中国のパイ生地に入ったものもあるし、小さめの一口サイズなど食べやすいものもたくさんあります。稲香村は中国の巨大チェーン店なので北京の街のなかでよく見かけます。店舗での量り売りが基本ですが箱入りなどもあります。
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価格は「一斤=25元(日本円で約400円)」で日本と比べると激安価格ですよね?!中国では量り売り文化があるので好きなものをグラム単位で購入するのですが、日本人汀羅はそのシステムが未だにしっくりこないので「これを○個ください。」と店員さんに伝えて箱に詰めてもらっています。好きなものを好きな個数購入できます。
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ブタさんめっちゃ可愛い!漢字の印字はいろいろなものがありますがこれは「南瓜(かぼちゃ)」とか「紅豆焼(あずき)」とか中の具が書かれているものもあります。いろいろと食べてみたいので1個ずつ試食分としても購入しました。どれもデザインが素晴らしくないですか?!月餅っておしゃれスイーツだと思うのですよ。
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好嘞~♥出来上がりはこんな感じで箱に入り紐で縛ってくれます。可愛すぎる!
♥中国の量り売り文化「市制」とは?
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〈参照〉安いお菓子は一斤=15元(約240円)。種類も豊富でバラマキみやげにも最適!
中国には日本にいると本当に馴染みのない「市制(シィジィ)」という量り売り制度が根強いです。スーパーなどは日本と同様に個数で購入可能ですが、中国では野菜や肉とかお菓子とか飴とかいろいろなものが量り売りされています。台湾も同様です。「斤(ジン)=500グラム」で「一斤(500グラム)」「両斤(1キロ)」で買い物するのですがこれがなかなか慣れないんですよね!
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「市制」は中国通用の度量衡制度で長さは「尺(チィ)」、容量は「升(シャン)」、重さは「斤(ジン)」となっています。これは古い単位で現在は「国際公制」のメートル法などが法定単位となっているのですが、実際の生活の中では現在も市制文化が根強く残っています。「斤」という文字を見たら1個の値段ではなく500グラムの値段です。
市制に対しキログラムの中国語量詞は「公斤(ゴンジン)」です。中国では王朝や時代によって度量衡が変化してきたのですが現代では「一斤=500グラム」と定められています。画像は北京のコンビニ的な小吃ショップですがこちらのお菓子も「12元=斤」と量り売りの価格が表記されています。ですが個数でも購入可能なので店員さんに確認してみてください。
♥まとめ
海外に自由に行くことができない状況が続いていますが汀羅ブログで北京旅行に来ているような気分になっていただけたら嬉しいと思い記しました。紫禁城周辺の北京の街は古い歴史と現代が混在しておりアミューズメントパークにいるような雰囲気です。新しいブランドも街の外観を損なわないように出店しているのでそれがとってもおしゃれです。