【誠品書店信義】今年台北で買って本当に良かった台湾本📚ベスト3冊!

✈︎海外旅行


みなさま こんばんは。

今年2018年も微妙な不毛な年末感を迎えている汀羅です。
昨年の年末年始はずっと台北にいたので日本の年越しは久しぶりな感じです。

今夜は汀羅が今年台湾で買って良かった本ベスト3!を語りたいと思うんだよね。
今年もやはりいちばん買った本は日本でも台湾でも中国語教本なのですが、
今日はそれ以外の本で汀羅が買ってものすごく良かった!めっちゃためになった!
てゆー台湾本をご紹介するよ。

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@誠品書店信義店1階にて

♥今年もオセワニナリマシタ、誠品書店信義店。

台北ではとにかくここ「誠品書店信義店」にお世話になっている汀羅です。
101とATTから歩いてこれる汀羅が世界イチ大好きな本屋さん。とにかくよくここに来て立ち読み&台湾ならではの床に座り読み(笑)も含めてたくさんの本を閲覧&購入しています。

台湾の本は中国語の勉強になるということは大前提なのですが、汀羅は台湾人の書く台北旅行本とかグルメ本に大変興味を持っているのでそれ関係はここ誠品書店でたくさん見ています。

中国語の教本ですが台湾の中国語は繁体字だったりして日本ではあまり活用できないため、個人的な台湾中国語の学習には活用しますが、ビジネス中国語は今は東京で中国人の先生のレッスンを受けているので日本で購入した「大陸中国語ビジネス会話教本」を使って勉強しています。

♥2018年台北で買って良かった本ベスト3!

№01「味道臺北舊城區」焦桐

タイトル:味道臺北舊城區(台北の昔ながらのグルメ)
作者:焦桐 1956年高雄生まれ 台湾飲食文化協会理事長
発行:臺北市政府觀光傳播局
定価:250元(約900円)

この本のタイトル「味道臺北舊城區(ウェイダオタイベイジィウチャンチュー)」の日本語は何というか、ちょっと説明が必要だから単純に「台北の昔ながらのグルメ」と書いてしまったのですが。

その昔台北には「台北城」というお城があったんです。現在もある「西門」「北門」とか門が名前になっている地名はその台北城の門の遺跡。台北駅~西門~龍山寺周辺は台北城があった台北最古の地でありもっとも賑やかだった場所に今日もある台北グルメを紹介しています。

↑台北城「北門」の歴史について触れた記事です。

そこに今も残る本当に美味しい台北グルメを紹介した本です。だから台北の伝統的なお料理のお店ばかりがのっているし、台北の歴史も学べる素晴らしい一冊。台北の真髄を感じます、台北はおしゃれな街なんだけどそのおしゃれさはこの昔ながらの伝統があってのことだと思っているから大変に興味深く読みました。

この本に掲載されているお店はどこも台湾の伝統的なお店なんですが、ものすごく可愛くて台北のオシャレ感がいっぱいのお店ばかり。この本で見たお店に実際に食べに行ったりしているのでその記事もアップしますね。

この本の発行機関は「台北市政府観光局」なんですが、その局長がこの本に寄せたまえがき的なものが非常に印象深いので日本語に訳して引用してみたいと思います。

「今も残る台北城下町、味わうべき台北の隠れ家グルメ」

美食とはまるで人生のようである。
酸っぱくて甘い、苦くて辛い、そのひと口のその味は全て二度と戻っては来ない愛や苦しみのようである。

美食を作り出すという作業もまるで人生の旅路のような過程である。
努力を惜しまず苦労してこそ幸せがやってくる。美食グルメとは台北人の生活の中に欠かせないものであり、その中でもとりわけ昔ながらの台北城下町にある美食は台北という土地が生み出した素晴らしい文化である。

台北は伝統的であり新しい、おしゃれであり懐かしく古い城下町でもある。焦桐さんがこの本で紹介する美食はどれも味わうべき台北の隠れ家的グルメである。

№02「躍動的青春~日治臺灣的學生生活~」鄭麗玲

タイトル:躍動的青春~日治臺灣的學生生活~(日本統治時代の学生生活)
作者:鄭麗玲 高雄出身 国立台湾師範大学歴史学博士
出版:蔚藍文化出版股份有限公司
定価:420元(約1500円)

こちらの本はタイトルの通り「躍動的青春」日本語でも同じ意味です。日本統治時代の台湾の学生生活をかなり詳しく写真や資料などがたくさん入っている貴重な本。汀羅は日本統治時代の台湾、台北市にものすごく興味があって国立台湾大学CLD留学時代の課題でもこの時代についてレポートしたりしてました。

日本統治時代というはタブーであるのではないかとものすごく重い事柄であることは間違いなのですが、台湾ではこのような本も普通に出版されているんですよね。これはもちろん日本人向けではなく台湾人が台湾人のために書いている本なのですが汀羅はどうしても中国語で読みたいのでこの本を探しました。

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日本統治時代という複雑な時代、だけど台北の学生(台湾人も日本人も)生活のリアルが素晴らしい。

台北市には今もたくさん日本統治時代の建物や民家が残されていて汀羅の台北の自宅近くにもいっぱいありました。それがあまりにも印象深く日本人と台湾人がどのように台北で生活していたのかとっても知りたかったのです。

この本はかなりすごいです。全く知らなかった事実の連続が記されていて写真など本物の資料が多いので圧倒されます。複雑な時代であったには違いないのですがその当時の修学旅行や運動会、学校の試験や就職活動など台湾学生生活のリアルと明るい希望ある「躍動的青春」について書かれています。

№03「慢行台北~16條女孩最愛的散步路線~」Coco&Joy

タイトル:慢行台北~16條女孩最愛的散步路線~(のんびり台北~女子が大好きな16の散歩道~)
作者:Coco&Joy 旅行雑誌記者女子のふたり
出版:木馬文化事業股份有限公司
定価:330元(約1200円)

不可錯過的咖啡茶館,時髦小店,雜貨舖,市集,風格書店,台灣味小吃

見逃せないカフェ、おしゃれなショップ、雑貨店、マーケット、スタイルある書店、台湾のスイーツやグルメ。
学生時代から社会人の現在を台北で暮らす雑誌の旅行記者女子ふたりが台北のまちについて書き記している本で師大、天母、北投、永康、西門、東区、信義など台北の「女子が好きな16の散歩道」とまとめてショップや見どころなどを紹介しています。

この本は目線はちょっと違ってますが汀羅のやりたいことにも通ずるものがあったし二人のまえがきがまた汀羅と全く同じ気持ちだった!

「これは台北に宛てたラブレターです」by Coco

台北でたくさんのことを経験した。卒業、失恋、就職、恋愛、失業、また恋愛、また就職・・・何回台北を離れてもまた台北に戻ってくる。台北はまるで離れられない恋人のようだ。台北は愛しているし、恨みもしている恋人。街を散歩することが私の台北の愛し方。

嬉しい時に私は台北の街を散歩する。傷ついた時も私は散歩する。
楽しい時も寂しい時も。

汀羅・・・汀羅・・・Cocoと全く同じ気持ち、同じやり方で台北を愛してます!この文章泣けるっちゅーの!だからグッと共感してしまいこの本は即買いだったんだよね~。本の中では地図などわかりやすく台北の街を紹介、知らなかった場所を知ることもできました。

「台北でこんな場所があったんだ!ゆっくり歩くといろんなことが見えてくる、いつもの場所に驚きの新しい発見があるよ。どこが台北の代官山、浅草?どの路地が京都みたいな雰囲気?どの街が一番台北っぽい?ゆっくり散歩してみよう、あなたはきっともっと台北を好きになる!」ってなんて魅力的なんでしょ~!♥

↑台北のKUSAMAYAYOIかぼちゃはこの本で在り処を知りました。

♥誠品書店信義はデカいので本を買う時はコンシェルジュに言うべし。


もしここで買いたいお目当ての本があったら広くて探すのは大変なのでレジカウンター横のコンシェルジュに伝えて持ってきてもらった方が早いし楽です。
カウンターのソファーに座って待っているだけ、本が来たら横のレジでお会計してすぐに終わります(笑)かなり広いので本を探すのマジで大変だよ!

スマホで本の写真とかタイトル伝えるだけで別のフロアにあったとしてもカウンターまで持ってきてもらってます。誠品書店はかなり親切丁寧なので利用するべき。

逆に目的の本はなくともたくさんの雑誌や本、台湾のも日本のも海外のものもいっぱいあるのでブラブラ物色するのにもこの本屋はつかえます。日本と違って床に座ってみんなガチ読みしてたりします。(笑)席もちゃんとあるんだけど床に座っている人本当に多いです。これはラフでいいわ~って汀羅思ってる。

♥まとめ

また来年2019年もきっとまた誠品書店で本を買っていることと思います。
日本では繁体字の台湾の本は手に入りにくいし高いので台北に行ったらガッツリお買い物するのをオススメします。
誠品書店は台湾だけでなくいろんな本があるので見ているだけでも楽しいし、フードコートもあるのでかなりエンドレスで長居してます。

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