瓔珞ファンにおすすめの映画!范冰冰主演【背徳と貴婦人】深読み解説

♕中国ドラマ

みなさま こんにちは。

本日はドラマ「瓔珞(エイラク)」ファンのみなさまにぜひご覧いただきたいと思うおすすめの映画をご紹介したいと思います。

実はこの映画、中国ではつまらないと酷評で豆瓣での評価は3.9と低く残念ながら日本でもほぼ話題になっていない作品です。

汀羅も当初は理解不可能で「ビンビン様の美しさを鑑賞する映画」と捉えていたのですが、何度も見るうちに内容が理解できてよくよく考えたらこんなに素晴らしい作品はないだろうと思ったんです。

このままこの作品が埋もれてしまうなんてけしからん!😤

主役ファン・ビンビンが演じるのは乾隆帝の2番目の皇后となる「鳥喇那拉氏(ウラナラ)」でドラマ瓔珞ではカーメイン・シェーが演じた「嫺妃」です。

ということで本日はファン・ビンビン主演映画「背徳と貴婦人(中国語タイトル:画框里的女人)」について深読みしていきたいと思います。この映画は一体何を描いているのか?汀羅的考察を語ります!

フランスで公開されたフランス人監督作品

〈参照〉百度百科https://baike.baidu.com/item/%E7%94%BB%E6%A1%86%E9%87%8C%E7%9A%84%E5%A5%B3%E4%BA%BA/7683650?fr=aladdin

映画「背徳と貴婦人」はフランス人監督「シャルル・ド・モー」により撮影され2017年にフランスで公開された映画です。(中国・フランス合作)これポイントです!ビンビン様が主役の清朝モノだからって中国映画ではないんですよ。

物語はフランス人から見た中国宮廷。ストーリーや人物の描かれ方はとても抽象的でフランス人目線で制作されフランス人が美しい中国シノワズリ文化を知るための映画、という感覚でご覧いただければ納得できるはずです。

よって我々が通常見ている中国ドラマとは全く違います。愛憎劇や復讐などが繰り広げられるテレビドラマとは違いゆったりと美しく流れる時間や簡素で優美な衣装の装飾が、逆に本物の清朝宮廷のリアル感で見ていてゾクゾクします!

主な登場人物

ウラナラ(范冰冰):清朝乾隆帝の2番目の皇后なる。前皇后の死後の物語。乾隆帝を愛せず宮廷のフランス人画家「アティレ」に気持ちを寄せるが拒まれる。発狂して自ら髪を切るシーンは瓔珞の「嫺妃」を思い出します!

アティレ(メルビル・プポー):フランス人。実在した人物でイエズス会の宣教師であり宮廷画家。中国語を流暢に喋る。ウラナラの肖像画を描くのをきっかけに恋心を抱く。宣教師は結婚禁止、かつ皇后であるウラナラを愛してしまい苦しむ。

チェン侍従長(金士杰):有名な台湾人俳優です。皇帝や皇后の身の回りを管理している太監。意地悪な感じがものすごくリアルでした。ウラナラとアティレが想い合っていることに気がつきけしかける意地悪さ。

乾隆帝(黄覚):あまり出番がないのですがウラナラとは愛し合っていないことがよくわかります。若い側室「香妃」に夢中になりそれがウラナラの発狂原因のきっかけとなる。瓔珞でも乾隆帝は嫺妃のことをそんなに愛してなかったよね!

誰も知らない悲しみが発狂へ

「背徳と貴婦人」で描かれているのは最初から最後までウラナラの悲しみです。最後には発狂して自ら髪を切りその狂気のシーンで幕を閉じます。この映画は宮廷で寂しさを感じ一生報われないと悟ったウラナラの紫禁城での悲劇を描いています。

  • ひとり御花園で自分の亡霊?と本音を話す
  • アティレと仲良くなりたくてふざけたけどド無視される
  • 乾隆帝がふたりの仲を察してアティレを戦地へ送る
  • 乾隆帝とウラナラの溝は深い
  • 乾隆帝が新しい側室を迎えてぞっこんになっている
  • 息子「ヨンチィ」がまったく自分に懐かない

悲しみしかないじゃん!😭

この映画が「何を描いているのかさっぱりわからない」というご意見、描かれているのはウラナラの悲しみです。

そしてそれがこの美しい紫禁城の世界の中で発狂へと繋がっていきます。て、やっぱり瓔珞を思い出しますよね!嫺妃も最初から最後まで悲しい皇后でした。

実在したフランス人宮廷画家

映画に登場する「アティレ」はかつて実在した人物であることも興味深いです。「ジャン=ドニ・アティレ」はフランス人でキリスト教の宣教師で画家でもありました。清朝時代に紫禁城で暮らし帰国することなく中国で亡くなっています。

ウラナラとアティレは実際に恋愛感情を表には出していません。ふたりとも心の中でお互いを想うのですがそれは恋愛とは言えないかもしれないと思うんです。

アティレは宣教師という立場上、女性と恋愛はできずかつ想い人のウラナラは皇后であるので進展するはずはありません。

ウラナラは先程記したとおり悲しみしかない女なのでアティレに絵を描いてもらっている時間が幸せになり、それがアティレに対する恋心のような錯覚に陥ったのではないかと思うんです。ま、恋愛はそっから始まるというのもあるんですが。

乾隆帝も口には出しませんがアティレの描いたウラナラの肖像画を見た直後にアティレに戦地へ行き戦争の絵を描くように命令します。

これは乾隆帝がアティレの描いた絵を見てウラナラに恋をしていると悟ったからではないでしょうか。

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瓔珞の「嫺妃」番外編として見る

この映画、ドラマ「瓔珞(エイラク)」の嫺妃番外編としてみるとめちゃくちゃおもしろいです。要所要所でいろんなことが繋がってきます。

エイラクでの役名は「輝発那拉·淑慎」となっているのですがエイラクの原作小説では「鳥喇那拉(ウラナラ)」であり、輝発那拉·淑慎のモデルはウラナラであるとされています。

また大ヒットした「如懿传」もウラナラが描かれているドラマとして有名です。清朝宮廷モノと言えば乾隆帝って感じでしょうか。

古装に数多く出演しているイメージのファン・ビンビンですがビンビン様の清装はすごく貴重な作品です。「背徳と貴婦人」はビンビン様がドラマ「还珠格格」より約16年ぶり?に清朝モノ復活したということでも汀羅的注目度が高い作品です。

こんなに美しく完璧に演じることができるのはたくさんの美しい中国女優の中でもビンビン様しかいないでしょう!♥汀羅の中ではもはや神のような存在になりつつあるビンビン様です。

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汀羅♥TAYLOR

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東京都出身。中国語と中国ドラマを愛する自力バイリンガル女子。華流ドラマ歴10年以上。中国語検定2級とHSK5級を取得しています。お仕事で中国・香港・韓国滞在...

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