中国ドラマ【剣王朝】叶甄はなぜ惊梦を裏切った?登場人物別目的を解説
みなさま おはようございます。
汀羅が本当に珍しくハマった武侠ドラマ「剣王朝」について語っていきたいと思うのですが、物語の最大の悪人は「叶甄(イェジェン)」であると汀羅は踏んでいます。元武ももちろん悪ですが話が複雑になる原因はこの女性であると思うんですよ。
叶甄という悪女が全てのコトの発端ですよね?👸
ドラマ「剣王朝」はなんだかザックリ目で話が進んでいき境界など現代社会には存在しない秘技やアイテムが登場してくるので余計わかりにくくなってくるんですが、叶甄の企みを理解するとかなり明快になってきます。汀羅の個人的考察を含めますがぜひ参考にしてください!
♥叶甄は何者?なぜ惊梦を裏切った?
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〈参照〉こちらが叶甄を演じた姚笛です。美しい!
- 梁惊梦の元恋人
- 梟中郡の後継者
- 浅雪を恨んでいる
- 元武を利用する
- 愛しているのは梁惊梦
叶甄が惊梦を裏切らなければ復讐や殺戮が繰り返されることはなかったわけなのでことの発端は叶甄であると思っています。叶甄は惊梦と知り合う以前、梟中郡という殺人集団の後継者でそれも知った上で惊梦は受け入れふたりは恋人同士でした。
ドラマに登場する浅雪も夜策冷も惊梦の弟子でふたりとも惊梦に対する尊敬と恋心のようなものを持っていた人物です。惊梦が宝剣を浅雪に渡したことから叶甄は二人の仲を疑い浅雪を恨むようになります。
梟中郡を裏切り後継者という身分を捨てて惊梦を愛するようになった叶甄は、惊梦に裏切られたと思い復讐しようと元武と手を組みます。が、丁寧はこのことを否定しています。浅雪も惊梦とは恋人ではなかったと否定しているので叶甄の強い嫉妬で思い込みだった可能性があります。
♥丁寧と浅雪はなぜ元武の敵となった?
浅雪は「長孫浅雪」と名乗っていますが本当の名前は「公孫浅雪」であり身分の高い「公孫家」の令嬢です。元武は統一を目標とし戦いを繰り返している野心家で改革を強行しようとしていましたがそれに反対した公孫家は御家断絶とさせられます。惊梦も元武のやり方を良いと思ってはいませんでした。
浅雪は生き残り丁寧として生まれ変わった惊梦と再会、ふたりは叔母と甥と身分を偽って風鳴の街で酒屋に身を潜めて暮らします。元武と叶甄に殺害された惊梦と同じ敵を持つ浅雪のふたりは協力し復讐を実行していきます。
♥「剣王朝」登場人物別の目的
■丁寧(ディンニン):梁惊梦の生まれ変わり。汀羅は浅雪と一緒に復讐するために浅雪のもとへ生まれ変わったと考えます。元武と叶甄に復讐するために修行を重ね浅雪を愛するようになっていく。
■梁惊梦(リャン・ジンモン):巴山剣場の当主であり達人。たくさんの弟子がいる。元武から活躍を疎まれさらに元武の改革に反対したため殺害され丁寧に生まれ変わって復讐する。生前は本気で叶甄を愛していたと思われます。
■浅雪(チェンシュエ):身分の高い令嬢。実家を断絶されたことにより丁寧と一緒に元武に復讐するため酒屋に身を隠している。惊梦を裏切った叶甄を心から軽蔑し憎んでいる。
■叶甄(イェジェン):蘅国皇后。梁惊梦を最初から最後まで愛していたが屈折している。浅雪に惊梦をとられたと思い恨んでいる。改革を進める元武に協力し利用する。元武からも惊梦からもちゃんと愛されていたのにって汀羅は思っています。
■元武(イェンウゥ):蘅国皇帝。統一を目的とし戦いを繰り返す野心家。強引に改革を強行しようとする。梁惊梦とは一緒に修行をした仲間であったが自分の目的が邪魔されるのではと考え惊梦を裏切り殺害する。惊梦への嫉妬心もあってか叶甄を我がモノにしたく皇后とする。
■夜策冷(イェツゥラン):監天司女司首。惊梦の弟子であり惊梦を愛していたと思われる。丁寧たちと同じように元武と叶甄に復讐心を頂いており林煮酒を助け出す際に殺害される。
■林煮酒(リンジュウジョウ):梁惊梦の側近で信頼されていた。秘密を握るとされ元武により水牢に10年捕らえれてしまう。丁寧に助け出され元武に復讐する。
■元子初(ユェンズチュウ):元武の息子であり太子。叶甄と血の繋がりはない。父と違い善良であるが兄弟間の争いで殺害される。丁寧とは友達のようになる。
■陳玄(ジェンシェン):監天司の夜策冷の同僚。夜策冷を愛していたため復讐する。
♥まとめ
関係性を整理するとだいぶわかりやすくなってくる気がします。剣王朝は物語全体が抽象的に描かれている気がするのでいろいろな解釈ができるかもしれません。汀羅の個人的考察を含めます。このモヤモヤ感がとても今っぽい新しいドラマって感じがしています!